所属弁護士会 | 第二東京弁護士会 |
所属委員会 | 刑事弁護委員会、刑事弁護フォーラム |
出身 | 東京 |
趣味 | 読書(M・ウェーバー関連、政治、歴史等),観劇(特にミュージカル)、音楽と歌曲、讃美歌その他の詩歌等 |
座右の銘 | 「死に至るまで忠実なれ、さらば我、汝(なんじ)に命の冠を与えん」(新約聖書:ヨハネ黙示録) |
幅広い視野とタフな交渉力が求められた官僚時代の経験は、人間・社会に対する深い洞察力が求められる刑事弁護活動に、他の弁護士とは異なる経験値に基づく独創性と多様性を加えていると考えます。
刑事手続においては、強力な国家権力(検察・警察当局)と対決することを辞さない毅然たる姿勢が求められます。
不正経理を暴く会計検査において国家権力(他省庁)と対決し、数々の修羅場を経験してきたことは、例えば、否認事件の弁護活動等においても何等の躊躇もなく毅然たる態度で刑事弁護活動を行う姿勢に活かされていると考えます。
刑事事件・少年事件の弁護士の使命は、冤罪事件であれば刑事手続の早い段階でその無実を証明することにありますが、他方で、罪を認めている被告人については、刑事処分の確定前にその人生の在り方について共に考え、在るべき方向性を指し示すことにあると考えます。
そのために必要であるのは、被疑者・被告人の方も我々と質的な違いのない人間であるとの認識に立つことであり、その上で深い愛情の眼差しを向けるように心がけています。
既に3人の成人した子供の子育て経験を含む家庭人としての経験、また、中央官庁における幹部職員として多数の部下を管理・指導してきた経験等を基に、多数の少年(少女)事件を受任しています。
少年犯罪において必要なことは、事件で出会い、弁護する少年少女を自分の息子・娘であるかのような可愛い存在として受け入れ、自然に接することであると考えます。
刑事事件・少年事件は待ったなしであり、逮捕・勾留された被疑者の下には直ちに弁護士が駆け付けなければなりません。
そして、全身全霊をあげて弁護活動に当たるのでなければ、圧倒的な力を有する国家権力の前に被疑者・被告人が屈服するだけになるのは必至です。永年に亘り国家権力の側にいた私は、国家権力の影に脅えて萎縮するようなことはありません。場合によっては国家権力と真正面から対峙し、全力で戦う弁護活動を展開します。